FXトレーダー
- XMで発生する手数料は全てで7種類ある
- 手数料は高くはないが、極力発生させないように気をつけるべき
- XMは90日間口座残高がゼロだと口座が凍結する
- XMは約定力が高いためスリッページの発生確率は非常に低い
- ポイントもたまって口座開設ボーナスがあるXMがおすすめ!
目次
XMで発生する手数料は全部で6種類!
投資家Sさん
FXトレーダー
- 取引時に発生するスプレッド
- 取引時に発生する取引手数料
- スワップポイントがマイナスになる通貨
- スリッページの発生時
- 入金時の手数料
- 出金時の手数料
口座開設のほか、定期的な取引をしていれば年会費や口座維持費もかかりません。
XMで発生する手数料について詳しく解説をします。
XM手数料①取引時に発生するスプレッド
XMに限らず、海外FXで有名な手数料と言えばスプレッドです
スプレッドは、通貨ペアにおける売値と買値の差額です。
FXで取引をする場合、トレーダーが利益を確定させるには必ず売買を往復しなければいけません。往復することで利益(損益)とスプレッドによる手数料が確定します。
取引で注文が約定すると、損益はマイナスからのスタートです。約定しただけでは、利益はまだ確定をしていません。
トレーダーは頃合いを見て取引を決済します。決済したときに、その取引における損益とスプレッド幅における手数料の支払いは完了です。
外国為替取引にスプレッドは付きものですが、幅は主に次の状況によって異なります。
- 口座開設業者
- 口座タイプ
- 取引通貨
- 取引開始時間
XMでも、口座タイプや通貨ペアによってスプレッド幅は異なるので確認をしておきましょう。
XM主要ペアのスプレッド表
スプレッド幅が狭いと、決済時に支払う手数料が安く済みます。
XMのスプレッド幅における主要ペアと、口座タイプごとの違いは次のとおりです。
Micro口座 | Standard口座 | Zero口座 | |
---|---|---|---|
スプレッド幅 | 広い | 広い | 狭い (別途手数料有) |
最低スプレッド | 1.0pips~ | 1.0pips~ | 0.0pips~ |
平均スプレッド | 2.0pips | 2.0pips | 1.1pips |
XMでは、Zero口座が一番スプレッド幅は狭いです。
しかし、後ほど詳しく解説をしますが、往復で1ロットあたり10ドルの手数料が発生します。
Micro口座 | Standard口座 | Zero口座 | |
---|---|---|---|
EUR/USD (ユーロ/ドル) |
1.66pips | 1.66pips | 0.06pips |
USD/JPY (ドル/円) |
1.60pips | 1.60pips | 0.1pips |
GBP/USD (ポンド/ドル) |
2.43pips | 2.43pips | 0.46pips |
USD/CHF (ドル/スイスフラン) |
2.25pip | 2.25pip | 0.41pip |
※Zero口座は上記のスプレッド幅に手数料が別途必要です。
XMスプレッドの計算方法
FXで順調に利益を得るためには、手数料の計算も必要です。XMスプレッドの計算方法も確認をしておきましょう。理解をするためにはpips (ピップス)の理解も必要です。
pipsは、外国為替取引の共通単位です。
異なる通貨ペアの変動における共通単位として利用されています。
投資家Sさん
人気の「ドル/円」の1 pipsあたりの値段は0.01円(1銭)です。
FXトレーダー
「ドル/円」で1ロット取引をした場合の、スプレッドを計算してみます。
1.60pips(平均通貨)×0.01円(1 pipsを円換算)×10万通貨(1ロット)=1,600円(手数料)
XMで「ドル/円」を1ロット取引する場合は、平均で1,600円の手数料が必要です。
決済通貨に円が利用されている通貨ペアの場合は、上記の計算で算出できます。
次に、「ユーロ/ドル」のスプレッドを計算してみましょう。円以外の通貨ペアは、円に換算した計算が必要です。
「ユーロ/ドル」の1pips あたりの値段は0.0001ドル、ドル/円が130円の場合だと1 pipsあたりの値段は、0.013円になります。
1.66pips ×0.013円×10万通貨(1ロット)=2,158円(手数料)
XMで「ユーロ/ドル」を1ロット取引する場合は、平均で2,158円(1ドル130円の場合)の手数料が必要です。ドル円のレートが手数料に関わるので注意をしましょう。
XM手数料②取引時に発生する取引手数料
先ほども少し触れましたが、XMでは取引ごとに手数料が発生する口座があります。
FXで言う取引手数料は、売買を行う際に発生する手数料のこと。
FXにおける主な取引手数料は次の2種類です。
- 先ほど説明をした決済時に確定をするスプレッド幅
- 約定と決済をするたびに発生をする、決められ額(ドル)の手数料
スタンダード口座とマイクロ口座の場合、「2」の手数料は発生しません。
Zero口座は「1」と「2」両方の手数料が発生します。
スタンダード口座・マイクロ口座は取引手数料無料
先ほどの「主要ペアのスプレッド表」からもわかるとおり、スタンダード口座とマイクロ口座は、Zero口座よりもスプレッドが広いです。ただしスプレッド幅が広い分、取引時に決められた額の手数料が発生しません。
Zero口座は1ロットあたり10ドル
Zero口座は、2つの手数料が発生します。しかし決められた額の手数料がある分、スプレッド幅は狭いです。
片道は約定で支払う手数料です。FXは決済をしなければ利益は確定しません。決済にも手数料が発生します。
手数料の紹介を受けるときは往復でいくらかを確認しましょう。片道の場合は2倍の手数料が必要です。
XMのZero口座は往復で10ドルの手数料が必要になります。10ドルなので、円に換算しなければいけません。手数料は、ドル円のレートによって異なります。
円安が進むと手数料は高くなるので注意をしましょう。
- 1ドル120円:往復手数料1,200円
- 1ドル130円:往復手数料1,300円
Zero口座はコスト重視の口座と言われていますが、円安が進むと何とも言えません。
またMT4とMT5では支払いタイミングが異なります。
- MT4:約定時に決済分も先払い
- MT5:約定時と決済時、それぞれに分けて支払い
MT5は、それぞれのレートによって手数料が変わります。デイトレーダーにはあまり関係ありませんが、ポジショントレードが主流の人は、頭の片隅に入れておきましょう。
XM手数料③スワップポイントがマイナスになる通貨
投資家Sさん
「金利差調整分」と呼ばれることもあります。
FXトレーダー
スワップポイントは、必ずマイナスになるわけではありません。手数料ではなく、利益が得られることもあります。
- 金利の低い通貨を売って金利の高い通貨を買うと利益が発生
- 金利の高い通貨を売って金利の低い通貨を買うと手数料が発生
損切をせず、ギリギリの利益で決済をしたらマイナススワップポイントにより損失が出ることもあります。マイナススワップポイントでポジションを取るときは注意が必要です。
スワップポイントのマイナスを意識するため、損益が支払われるタイミングも確認をしておきましょう。
XMスワップポイントを支払うタイミング
スワップポイントは、約定しただけでは発生しません。また、決済をしても発生しないときがあります。スワップポイントが発生するのは、日をまたいでポジションを保有したときのみです。
- 夏時間:午前6時
- 冬時間:午前7時
- 持ち越し(決済せず週末も保有したポジション)は水曜日の上記時間にまとめて計上
保有しているポジションが上記の時間をまたぐと、通貨ペアごとのスワップポイントがその都度計上される仕組みです。
マイナススワップポイントにより発生した損失は、日をまたぐごとに有効証拠金へ加算されます。
ポジションの決済が支払われるタイミングです。
XM手数料④スリッページの発生時
スリッページが発生すると、余計な手数料が発生します。
注文レートと約定レートの差のこと
例:100円で注文をだしたのに100.03円で約定された場合のスリッページは0.3pips
0.03pips分の余計な手数料を支払っている状況のこと
投資家Sさん
どうにかならないの?
XMではなるべく発生しないよう1秒以内に99.35%の約定を済ませています。どんなに努力をしても、タイムラグが0になることはありません。
FXトレーダー
XMは他社と比較をすると、高い約定力を誇る海外FX業者です。
スリッページの発生確立は非常に低いですが、インターネットを介する以上0にはできません。
またスリッページは約定時だけでなく決済時も発生するので注意をしてください。
スリッページは、ボラティリティ(値動きの変動率)が大きいときの取引を控えることで、だいぶ抑えられます。
XM手数料⑤入金時の手数料
ここまでは、XMでFXの取引をする際に発生する手数料を解説してきました。
ここからは取引ではなく入金や出金など、資金の移動時に発生する手数料を解説します。
- クレジットカード・デビットカードは手数料無料
- 国内銀行送金は1万円未満の場合980円の手数料
- オンラインウォレットはウォレットへの入金時に手数料が発生
基本的にXMが徴収する入金手数料はありません。
ただ、振込金額や振込内容によってはトレーダー負担になる手数料もあります。詳しく確認をしておきましょう。
クレジットカード・デビットカードは手数料無料
クレジットカード・デビットカードによる入金手数料は無料です。ただし、クレジットカード会社との契約で、リボ払いを選択している場合は、別途クレジットカード会社の手数料が発生します。
しかしクレジットカード・デビットカードの入金でXMに支払う手数料は一切ありません。
利用できるクレジットカードは次の2種類です。
- VISAカード
- JCBカード
※JCBカードを利用した新規の入金は不可(過去にJCBカードの入金履歴があるトレーダーだけ)
利用できるクレジットカードは、本人名義だけです。
また、バーチャルカードやプリペイドカードによる入金はできません。
クレジットカード・デビットカードは、手数料無料で即座にXM口座へ反映します。
24時間365日、いつでも利用のできる入金方法です。
国内銀行送金は1万円未満の場合980円の手数料
国内銀行送金に関する手数料の支払いは次のとおりです。
- 銀行へ支払う振込手数料(入金金額や利用する銀行によって手数料はことなる)
- 入金額が1万円未満の場合は上記のほかに別途980円(決済代行会社によっては1,500円)の手数料が必要
ATMやネットバンキングから気軽に入金ができます。振込み手数料は利用する各銀行に確認をしましょう。
XM口座への反映に関する手数料は原則無料です。ただし1万円未満だと手数料がかかります。国内銀行送金を利用するときは1万円以上で入金をしましょう。
FXトレーダー
無用な手数料を減らすのも、勝ち組トレーダーへの近道です。
オンラインウォレットはウォレットへの入金時に手数料が発生
オンラインウォレットも、XMへ関する手数料は無料です。ウォレットへチャージする際に、手数料が発生するので注意をしましょう。XMで利用できるオンラインウォレットは次の2種類です。
- bitwallet
- STICPAY
※STICPAYを利用した新規の入金は不可(過去にSTICPAYの入金履歴があるトレーダーだけ)
オンラインウォレットへのチャージ手数料は、方法や入金額によって異なります。
詳しくは、利用するオンラインウォレットを確認しましょう。
XM手数料⑥出金時の手数料
XM口座から出金をする際の手数料は、基本的に全額XM負担です。ただし出金方法や状況によっては手数料が発生することもあります。
- クレジットカード・デビットカードは無料【一番安い】
- 海外銀行送金は受取手数料/リフティングチャージ料が掛かる
- オンラインウォレットから国内銀行に出金する際は手数料が掛かる
詳しく解説します。
クレジットカード・デビットカードは無料【一番安い】
クレジットカード・デビットカードを利用した出金の手数料は無料です。ただし条件があるので注意をしましょう
- 出金できるクレジットカードはVISAカードのみ(JCBカードは利用不可)
- 出金額はVISAカードで入金をした金額まで
- 入金した金額まではクレジットカード出金が優先され国内銀行送金の指定はできない
JCBカードを利用して入金をした場合は、国内銀行送金しか利用できません。
入金時にVISAカードを利用した場合、利用額までは強制的にクレジットカード出金を利用します。
クレジットカード出金に関する手数料は無料です。ただしVISAカードで入金した額以上のクレジットカード出金は銀行送金になります。
また、JCBカードは全額銀行送金です。
銀行送金による手数料は次で解説をします。
海外銀行送金は受取手数料/リフティングチャージ料が掛かる
XMで海外送金を利用する場合は、リフティングチャージ料が必要でした。
しかし2020年からXMは、海外銀行送金ではなく国内銀行送金を採用しています。
FXトレーダー
ただし、手数料が発生する出金状況もあるので注意をしましょう。
40万円未満の出金は、決済代行手数料2,500円の支払いが必要。
40万円以上の出金は全てXMが負担する。
現在、日本国内に住んでいる人へは国内送金を提供しています。
FXトレーダー
クレジットカード入金で5万円を入金し、取引後口座残高が40万円になった場合の出金手数料は次のとおりです。
- クレジットカードへの出金:5万円(手数料無料)
- 国内銀行送金での出金:35万円(手数料2,500円)
口座残高を45万円にし、国内銀行送金による出金を40万円以上にすれば手数料は無料です。
オンラインウォレットから国内銀行に出金する際は手数料が掛かる
XMの口座から、オンラインウォレットの口座へ出金する際の手数料は無料です。
ただし、オンラインウォレットの口座から国内銀行に出金をする場合に所定の手数料がかかります。
またクレジットカードと同様、オンラインウォレットで入金した額までしか出金はできません。
オンラインウォレット入金後の取引で発生した利益は、国内銀行送金を利用します。
XM休眠口座の維持費用
投資家Sさん
FXトレーダー
XMでは、1つのアカウントで最大8つの口座を開設できます。開設しているどの口座でも構いません。90日以内に取引や入出金を行えば、すべての口座が普段通りです。
ただし、すべての口座で何のアクションも見られなければ、XM口座が休眠扱いとなります。
休眠口座になると、口座維持費用としてXMの口座残高から毎月5ドルの手数料が引かれます。
不必要な手数料です。休眠口座には注意をしましょう。
XMは90日間口座の残高がゼロの状態だと口座凍結する
休眠口座を放置して、口座残高から毎月5ドルの手数料を支払い続けました。すると口座残高は0円になります。休眠口座の残高が0円になると口座は凍結です。
- 90日間取引や入出金を一切しないことで休眠口座になる
- 5ドルを払い続け口座残高が0円になる
- 口座凍結する
口座残高が無い状況で90日以上取引や入出金がなければ休眠口座を飛ばし、即日口座凍結をされます。
FXトレーダー
休眠口座中ならログインができるので、その間に何かしらの手続きを行いましょう。
XMの手数料まとめ
XMで気にしなければいけない手数料はスプレッドです。Zero口座を利用する場合は、取引手数料にも気を使いましょう。1度の取引で必要になる手数料に、高いイメージはありません。
ただ、何度も利用をすればボディブローのように効いてきます。
できれば、スプレッド幅が異様に広いときの取引は避けましょう。手数料を意識した取引も大切です。