投資家Aさん
FXで稼いでいる人は数多くいます。
これからFXで稼ごうと考えている人や今FXでそこまで稼ぐことができていない人は、稼げる人がどのようにして成功してきたのか知りたいと思っている人も多いのではないでしょうか?
この記事ではそのような人たちが、FXで勝てるようになったきっかけや瞬間、勝てるようになった際に決めていたルールや期間などを解説しています。
- トレードに関する基礎や検証などのやり方を理解してできたときに勝てた
- やりやすいトレード手法を見つけスタイルが確立したときに勝てた
- 勝つためにはリスクの少ない行動を心がける
- 勝てるようになるまでの期間には個人差があり、時間がかかる人もいる
プロトレーダー
成功者の体験談をもとに今自分ができること、やるべきことをこの記事から見つけましょう。
目次
FXで勝てるようになったきっかけや瞬間7選
誰もがFXで勝てるようになったときには、必ず勝てるようになった理由があります。
もちろん初心者の人などは偶然勝てたという人もいるでしょうが、その勝ちにも実は理由があったりします。
そんな勝てるようになったきっかけや瞬間を7つ解説します。
トレードに関する基礎ができたとき
トレードをする際に1番大事なことは基礎を学ぶことです。
実際多くの人がトレードをする際に一度は基礎を勉強するでしょう。
トレードに関する基礎はさまざまでチャートの見方や分析の仕方、理論など勉強するべきことはたくさんあります。
しかし最初の頃は、それらのことを勉強しても全く何のことかわからないという人も多いはずです。
どのようなことにも共通していえますが、インプットだけではなく実際にアウトプットすることが大切です。
トレードに関する基礎は多くの書籍に記載されていますが、基礎ばかり勉強していてもいざトレードをする際には、勉強したときと同じケースじゃないと対応できないなど柔軟な対応が難しくなってしまいます。
シンプルなことですがある程度基礎を学び、実際にそれを実践できた時に勝てるようになるというパターンを作り出すことを目標にしましょう。
検証のやり方がわかったとき
実際にFXの勉強をする際に、書籍やネットなどでトレードの仕方を学ぶ人も多いでしょう。
その場合は大体が過去のチャートを見て「この場合はこの対応をする」などといった形で勉強していくことが多いでしょう。
勉強したときはどのように対応するのか理解できていても、それが実際のチャートを見たときに活かすことができるのかは全く別の話です。
なぜなら勉強している時のチャートは実際に動いているわけではないので、その前後でどのような動きがあってそうなったのか理解できていないからです。
実際に検証するときは、動いているチャートを見て、その後どのような変化があるのか見ていく必要があります。
トレードをする際にはチャートが動いているので、勉強していた時とは似ているようで全然違う環境のように感じます。
上述でも解説したように、ある程度の基礎を理解することは大事ですが、実践しない限りは勝てるようになるのは難しいでしょう。
負けた理由を把握できたとき
これはFXに限った話ではありませんが、負けた理由を把握していないとその先も同じことを繰り返す可能性が高いです。
FXにおいてはなるべくリスクを減らして損失が出る可能性を下げたいところです。
もし負けた理由を把握できていれば、次回は同じミスをすることなく、損失が出るリスクを下げられます。
もちろん勝った理由もしっかり把握できれば、より確実に利益を積み重ねていけるでしょう。
ですが優先すべきは損失を出すリスクを下げることです。
そのためにも負けた時にはなぜそうなったのか、毎回はっきりさせましょう。
やりやすいトレード手法を見つけたとき
トレード手法はいくつかあります。
ですがどの手法が自分にとってやりやすいかは、ある程度トレードしてみないとわからない場合もあります。
例えば自分のペースでトレードをしたい人が、スキャルピングのように短い時間で何回も売買を繰り返すような方法を続けると、知らぬ間にストレスも溜まるでしょう。
また日中に仕事をしていたり、家事などでまとまった時間が取れない人がスキャルピングでトレードをしようとしてもなかなか結果を出すのは難しいでしょう。
もちろんそのトレード手法の難易度や性格的なものもありますが、自分の生活スタイル的に可能なのかを見極める必要もあります。
自分にとってやりにくい手法でトレードを続けても結果は思うように出ません。
まず第一段階としては、自分にとってやりやすいトレード手法を見つけましょう。
自分に合ったトレードスタイルが確立したとき
上述の続きになりますが、自分に合っている手法を見つけることができたら、次は自分のトレードスタイルを確立させましょう。
それまでは自分にとってやりやすい手法が出てきた時には勝ちやすくなっていたと思います。
次の段階としてはその手法で稼ぐ流れを作りましょう。
同じ手法で何回も勝つことができ、自分自身もその流れに慣れることで初めて自分のトレードスタイルが確立したといえるでしょう。
トレードスタイルが確立するまでは厳しい道のりですが、それができればさらに勝ちやすくなるでしょう。
逆張りをやめたとき
逆張りとは下降トレンドで買い、上昇した時に売るという方法になります。
この逆張りはかなり難易度が高い方法です。
逆張りをすると短期間で利益を出せるなどのメリットがありますが、反対に損失が大きくなる可能性も十分にあります。
下降トレンドで買ったものがそのまま下がり続けたりなんてことも珍しくはありません。
価格が下がり続ける時の行動としては、現状より損失が大きくならないように慌てて売却する人が多いです。
そのような時に限って売却した瞬間に上昇したりします。
多くの人は価格が急落すると冷静な判断をしにくくなります。
逆張りの場合、下がっている時に買うので尚更です。
損失を出さないためにも冷静さを失わないようにするのはとても大事です。
そのため逆張りはなるべく行わない方がいいでしょう。
メンタルのコントロールができたとき
上述でも解説したようにメンタルコントロールはとても重要です。
一回一回のトレードの損益で感情の起伏が大きいと、正しい判断ができません。
メンタルのコントロールをするコツの1つとしては、リスクのある行動は取らないようにしましょう。
感情の起伏の面でいうと、利益と損失の両方であまり動きがない方がいいです。
利益が出たときというのは冷静さを保とうとすればできなくはありませんが、損失が出たときあるいは損失が続いたときはそうもいかないですよね。
そのためリスクを回避する行動をとることは非常に重要になります。
具体的には上述で解説した逆張りをしない、利益が出たとき、あるいは損失が出たときの理由をしっかり理解するなどがあります。
精神面を鍛えるのも大事ですが、それだけでは限界がありますし、強い人弱い人など個人差があります。
対策などをしっかり練り、損失が出た時にも立ち直せるよう準備をしておきましょう。
プロトレーダー
リスクの高い行動をとってしまうだけで、精神的に不安定になりやすくなります。
FXで勝てるようになったときの決めていたルール
FXで勝つために、自分自身でルールを決めてトレードをする人もいます。
上述で解説したようにFXにはさまざまなトレード手法があったり、気を付けなければいけないポイント、ときには誘惑に打ち勝たなくてはいけない場合もあります。
そのような場合にいつも同じ行動、少しでもリスクの低い行動を取れるようあらかじめ後述のようなルールを決めておくといいでしょう。
フルレバレッジを辞めて制限する
フルレバレッジとは、そのFX会社の最大レバレッジのことです。
フルレバレッジでは少額の資金で大きな利益を出せます。
しかしフルレバレッジでのトレードは損失が大きくなる可能性も十分にあります。
手元の資金が少ない場合、損失が大きくなってしまうと、最悪の場合手元に一銭も残らないといった危険があります。
トレードの際にはなるべくリスクは減らしたいので、フルレバレッジでの取引はやめましょう。
海外FXにはゼロカットシステムという追証が発生しない仕組みもあります。
そもそも海外FXのフルレバレッジは日本の倍以上の設定ができます。
日本ではレバレッジの倍率は25倍までとされていますが、海外FXでは400倍や中には無制限などといった会社もあります。
ゼロカットシステムがあるとはいえ、レバレッジの規模が大きすぎるのでおすすめはできないです。
上述でも解説しましたが、勝てるようになるためにはリスクを減らす行動をする必要があり、フルレバレッジはあくまでも大金を稼ぐための手段です。
そこをしっかり抑えておきましょう。
損切りのラインを決める
損切りとは損失がある状態で、その銘柄などを売却し損失を確定させることをいい、売却するラインをどのくらいにするのかを決めておきましょう。
FXや株式投資もそうですが、下降し続けた先にまた元に戻りそこから上昇していくといったケースもあります。
そのケースを期待して保有し続けたものの、下降し続けてしまうパターンはよくあります。
この「もしかしたら上がるかもしれない」といった誘惑に負けないためにも、決めているラインまで下がったら問答無用で売却するようにしましょう。
確かにその後上がり始める可能性もありますが、ここもリスクのある行動を避けることだけを考えましょう。
メンタルコントロールをしっかり行う
上述でもメンタルコントロールに関しては少々解説しましたが、トレードにおいてメンタルコントロールをしっかり行うことはとても大切です。
トレードをする際には損失が出ないようにと、常にストレスのかかった状態が続きます。
その中で常に冷静な判断をし続けるのはとても難しいことです。
メンタルコントロールをするということは、何も感情の起伏を抑えることだけではありません。
例えば何かFX以外のことを考える時間を作ったり、ストレス発散に運動したりなどがあります。
ストレスが積み重なってしまうと、いつもは何ともないことで感情の起伏が激しくなってしまうこともあるでしょう。
そうならないためにも、ストレスを溜め込まないようコントロールすることも大切です。
マイルールを確立して守り抜く
前述までと後述にてさまざまなルールを解説していますが、何よりまずはそれらのルールをしっかり守りトレードできるかが、FXで勝っていけるかどうかにつながります。
損切りの件もそうですが、「もしかしたら上がるかもしれない」などの誘惑に負けて保有し続け、損する場合もあります。
FXで勝てるようになるためには、マイルールをしっかり確立して守り抜くことが重要です。
短期的な勝ち負けに一喜一憂しない
メンタルコントロールにもつながることですが、短期的な勝ち負けに一喜一憂しないようにしましょう。
特に負けたときに深く思い詰めないようにしましょう。
FXで稼ぐためには何回もトレードを積み重ねる必要があります。
勝ち負けはトレードをするたびに必ずわかることなので、その度に一喜一憂していると疲れてしまいます。
ですが最初のうちはやはり勝てば嬉しいし負ければ落ち込むこともあるでしょう。
こればかりは回数をこなして慣れることも大事です。
トレード日記をつけて振り返りを行う
トレード日記をつけていつでもその日にあったことを振り返りができるようにしておきましょう。
トレードの回数が増えていくと、どの日に何があったなど細かいことを覚えておくのはとても難しいです。
中には日頃のトレードでは絶対に起こり得ないことや、負けた際の理由など絶対に覚えておかなきゃいけないものなどもあるでしょう。
そのときにトレード日記をつけていると、どの日に何があったかやなぜ負けたかなどを簡単に振り返ることができます。
特に一度してしまったミスで、もう一度してしまい損失が出るのは非常にもったいないです。
ミスの内容にもよりますが、それがトレード日記をつけていて振り返りができるだけで防げるのであれば、絶対にやっておくべきです。
またトレードの回数が増えていくにつれて、トレード日記も増えていきます。
トレード日記はその人の経験してきた内容がそのまま書かれていますので、ノウハウが溜まることと同じことです。
初心に戻って振り返りもできますが、誰かにトレードについてアドバイスするときにも役に立つでしょう。
ポジションを多く持ちすぎない
ポジションを多く持ちすぎると、それだけ損失した時の額が大きくなってしまいます。
例えば単純な話、1円下落した際に100通貨しか保有していなければ損失は100円で済みますが、仮に1,000通貨持っていたら損失は1,000円になります。
ある程度のポジション数なら問題ないかもしれませんが、多すぎると利益が出たときはいいですが、その分損失が出たときは大きくなってしまうので注意が必要です。
そのためリスクを減らすためにも、
あらかじめポジションを多く持ちすぎないようにしておきましょう。
プロトレーダー
逆にこれらのルールを守らないと、リスクが少しずつ高くなっていくでしょう。
FXで勝てるようになるまでの期間
結論からいうと、勝てるようになるまでの期間は個人差があります。
トレードで結果を出すためには、負けている理由を知ることと、今回解説した防げるミスやリスクを減らすための行動ができていないなどが考えられます。
トレードで勝てる人は、勝てる方法を学び、トレードに関する研究や戦略を練ることに時間をかけます。
どのトレーダーも時間をかけて稼げるようになっています。
何でもいっぺんにできるようになろうとするのではなく、できそうなことから1つずつ取り組みましょう。
プロトレーダー
自分に合ったスピードで、無理のないペースで頑張りましょう。
FXで勝てるようになったきっかけや瞬間7選|ルールや期間についても解説 まとめ
FXで勝てるようにいなったきっかけや瞬間、自身に設けているルールなどは数多くあります。
特にきっかけや瞬間などは、まだFXであまり稼げていない人にとっては、ある種目標といってもいいでしょう。
目指すべき目標が「大きな利益を出したい」や「1ヶ月10万円稼ぎたい」などではなく、上述で解説したもののような具体的なものを立てましょう。
1個ずつクリアしていくことで、少しずつ稼ぐことができるようになるでしょう。
ぜひこの記事で解説した勝てるようになったきっかけや瞬間をもとに、目標やルールを決めてみてください。